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  • 三保谷 泰輔

天井を剥がしてみたら

私が、このガラス店を継いでから、ずっと自分のスタイルを模索していました。


現在、古くて新しいガラス店を作っていこうとしていますが、

この方向性が生まれたのは、偶然に近いところもあったのです。


店舗は、元々あったものの、6年前くらいまでは活用出来ておらず、

入荷した建材の仮置き場状態になっていました。


変化が生まれたきっかけは、ある人から店舗を商談スペースに使ってはどうか?

という提案からでした。


あまりピンと来てなかったものの、とりあえず、モノをよけて、キャンプ用の

折り畳みテーブルと余っていた椅子を並べた本当に簡易な状態。


でも、いざ用意すると、そこに座る方が出てきて、もうちょっとマシにしないと、

と、出来る範囲で簡単に整理整頓するようになっていき、段々と欲が出てきて、


もうちょっと綺麗にならないかな?もうちょっとだけ良くしよう、

としていくうちに、天井が気になり始めました。


祖父や、父や、叔父が手を加え、ツギハギのような天井が、どうにも納得いかなくて、

一旦、全部剥がして、板を自分で貼り替えようかな?と思い始めました。


小さい店とはいえ、大工ではなく、ガラス屋なので、素人同然です。

大変そうだなぁ、と、躊躇していたのですが、ある日、どうしても気になり、

なるべく目立たない部分を思い切って剥がしてみることにしました。


この写真では、貼ってあった天井ボードの下地木材で分かりにくいのですが、その裏に

板張りの天井があったのです。


元々の板張りの天井の方が、断然カッコイイ!と、気に入ってしまい、元々の板張りに戻して、ペンキを塗って補修することにしました。

全部の天井を一気に剥がしてしまうと、店舗が全く使えなくなり、また、通常業務に支障が出てしまうので、通常業務が忙しくない合間を見ては、少しずつ天井を剥がしてはペンキを塗り、剥がしては塗り、を繰り返していきました。


これだけでも、なかなか大変な作業でしたが、余計な部分を剥がし、傷んだところは補修し、スッキリ綺麗になっていくと、空間そのものも甦ったような気がしてきます。


そして、綺麗な範囲が広がると、他の予定していなかった部分も、段々気になってきて、

いじってみたくなってしまうのです。

こちらは、天井も壁も塗り直して、ほぼ現在に近づいた状態。


そして、どんどん終わらない改修ループに入っていきます。


長くなってしまうので今日は、ここまで。

読んで頂いてありがとうございました。

また、続きます。




伏見屋ガラス店  店主 三保谷 泰輔

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WEBメディアで記事にして頂きました!

地域に住む人々のリアルな視点から発信しているローカルWEBメディア、real local の郡山版として新たにスタートした、real local郡山の編集部さんに、当店を取材&記事にして頂きました。 郡山で代々営むガラス店としての流れから、店主の私の代で、現在の形になっていった経緯や思いを紹介しています。 店主が大切にしている、「今、あるものを生かす」は、物理的な物だけでなく、地域やそこに住み、暮